顎関節症とは、口を開けようとして顎の関節や筋肉が痛んだり、口が大きく開かない、口を開ける時に音がするなどといった症状の総称のことを指します。女性が男性の2~3倍多く発症し、特に20歳代に多くみられる疾患ともいわれています。
自然治癒する場合もありますが、痛みが長引いていたり、治るまでの期間を短くしたいなどの場合は、歯医者さんに相談して治療を受けることをおすすめします。
当院の口腔外科ではさまざまな治療に対応しております。お口の中でお悩みのことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
歯周病 | 歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。 |
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顎骨骨髄炎 (がくこつこつずいえん) |
細菌などによって歯を支えるあごの骨の組織が炎症を起こして化膿している状態のことをいいます。悪化すると治療が難しいとされている疾患です。 |
骨髄炎 | 細菌が骨髄に入ってしまい、炎症を起こす病気です。幅広い年齢層で発症しますが、なかでも何か重い病気を患っている人はかかりやすいと言われています。骨の中で炎症が起きるため、一刻も早い治療が必要になります。 |
口内炎 | ほおの内側や歯ぐきなどの口の中や、その周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。口の中(口腔といいます)は、食事をしたり、呼吸をしたり、しゃべったりするために常に外部と接しており、細菌・ウイルス・ほこりなどが付着・侵入する可能性の高い部分です。鼻や、内臓に通じるのどともつながっているので、部位によりさまざまな粘膜で覆われて防御されていますが、侵入した細菌などによって炎症を起こすことがあります。 |
神経痛 | 末梢神経が圧迫されたり、炎症で刺激された部分の神経に沿って起こる発作性の痛みと、疾患による神経痛の痛みを総称して神経痛といいます。鋭く激しい痛みが突発的にあらわれ、繰り返し痛むのが特徴です。主な神経痛には三叉(さんさ)神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛があります。 |
口腔がん | 口腔がんとは、口の中およびその周辺組織にできる癌のことで、できる部位によって舌がん、歯肉がん、口底がん、頬粘膜がんなどと呼びます。口腔がんの発生率は、体にできるがんの1~3%です。しかし、以前に比べると口腔がんになる人は男女ともに増えてきています。 日本における口腔がんの年齢的な特徴は、年齢別では、70歳代が一番多く29.1%、60歳代26.5%、50歳代が18.1%となり、50歳以上が約80%を占めています(2002年度の統計) |
口腔心身症 | 症状の発症や経過に心理社会的要因(心理因や環境因など)が密接に関与した口腔領域の器質的ないし機能的な身体疾患や身体愁訴、あるいは歯科治療に関連して発症する心身の不快症状のことです。その診断・治療を行う上で心身両面からの対処がより適切と考えられる病態のことをいいます。 |
親知らずは、前歯の真ん中の歯から数えて8番目に生えてくる歯ですが、なくてはならない歯ではありません。他の永久歯が通常13歳前後までに生えそろうのに対して、親知らずは20歳前後に生えてきます。しかし、一生生えないこともあれば、一部歯ぐきのなかに埋まったままのこともあります。大人になってから、親に知られずに生えるために、「親知らず」と呼ばれています。
実は、正常に真っ直ぐ生えている場合は少なく、多少の差はあれ傾いて生えてしまう場合が多いのが、親知らずの特徴です。
抜歯したほうがいい場合も多いので、ご気軽にご相談ください。
親知らずは、ほとんどのケースで傾いているなどの問題を抱えています。
個人差はあるものの生え方に違いがあり、大きく分けて3パターンあります。
親知らずを抜くタイミングは人それぞれですが、以下のような理由によりできるだけ早いほうがいいでしょう。
個人差があるうえに口腔内環境は常に変化します。適切なタイミングを知るためには、まずお気軽にご相談ください。
顎関節症とは、口を開けようとして顎の関節や筋肉が痛んだり、口が大きく開かない、口を開ける時に音がするなどといった症状の総称のことを指します。女性が男性の2~3倍多く発症し、特に20歳代に多くみられる疾患ともいわれています。
自然治癒する場合もありますが、痛みが長引いていたり、治るまでの期間を短くしたいなどの場合は、歯医者さんに相談して治療を受けることをおすすめします。
顎関節症の主な原因は下記のとおりです。
顎関節症は、これら一つの要因で起こることよりも、複合的な要因によって起こることが多いようです。また、顎関節症を気にしすぎることや、ストレスを溜め込んだことで、症状がさらに悪化することもあるといわれています。
顎関節症の治療は、関節部分やその周囲に負担をかけないように、お口の周りの機能や生活習慣などを改善していくことが症状の緩和や改善になります。適切な治療法については症状に応じて異なります。主に下記のような治療が行われます。
スプリント療法 | 歯型をとって、スプリント(マウスピースのような装置)を作製し、上の歯に装着します。装着することで、関節や筋肉の負担を軽減したり、顎関節や周囲の組織が安定する位置へ誘導したりします。 |
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理学療法 | 筋の訓練やマッサージなどを行い、関節や筋肉の運動機能や能力の回復、痛みを緩和させます。 |
薬物療法 | 鎮痛剤、消炎剤、筋弛緩薬剤、精神安定剤などを使用し、痛みや、炎症、負担などを軽減させます。 |
行動療法 | 歯ぎしりや、食いしばり、姿勢の悪さなどが関与していることもあるため、その場合には生活指導を受けて改善を行います。心理的な要因(例えば、強いストレスを感じたり、不安になったりすること)が強い場合には、心療内科と連携して治療を行うこともあります。 |
歯科治療 | 歯が抜けたまま放置していると、噛み合う歯や隣の歯が移動し、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。また、親知らずの生え方に問題がある場合や、噛み合わせに問題がある場合なども関与することがありますので、それぞれ適切な治療を行います。 |
上記のような治療を行っても改善がみられない場合に、下記のような外科治療が行われることもあります。
せがわ歯科クリニックでは訪問歯科治療を行っています。
訪問歯科治療とは、歯科医院への通院が難しい患者さまに対して歯科医師がご自宅や施設へ歯の治療におうかがいすることです。
治療が必要な患者さんにはその場で治療を行い、誤嚥性肺炎予防や歯周病予防のために歯科衛生士が口腔内をケアします。
顎関節症の主な原因は下記のとおりです。
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)とは細菌が唾液や胃液とともに肺に流れ込んでしまい生じる肺炎です。
「がん」「心疾患」「脳血管疾患」「肺炎」は高齢者の4大死亡原因と呼ばれています。
唾液や痰、食べ物が直接気管の中に入り込み、口腔内の細菌が肺に入り込むことで誤嚥性肺炎が起こります。
異物を排除する力が弱くなっている高齢者は特に起こりやすく、免疫力の低下から誤嚥性肺炎になりやすいと言われています。
当院では伊賀市内を中心に対応しております。
お申し込みいただいた時点で、訪問日時の調整を行い、お約束の時刻に訪問します。
(車で移動していますので、交通事情などにより、多少の前後はご了承ください)